秋のお手入れ7ヶ条

インナードライ
気温の高い夏の間は、肌の乾燥がそれほど気にならないですよね。ところが、実は肌が「硬くゴワつく」「水分不足」の状態がひそかに続いていて、いつの間にかインナードライになっていることが多いのです。

それは、「皮脂の分泌が多くなる」「水分をあまり補わなくても潤った感じがしている」「代謝がアップする」のが原因でした。

この夏のダメージに加えて、秋になるとさらに肌は…

  • 皮脂の分泌量が減る
  • 肌の内側の水分が逃げやすくなる
  • ハリが失われやすくなる
  • シミが濃く見えてくる
  • メイクのノリが悪くなる

と変化してしまいます。

こうならないために、「秋のお手入れ7ケ条」をチェックしてみましょう。

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1.朝の素洗いを開始する

乾燥を感じる日の朝は、洗顔料はお休みをしてぬるま湯で洗うだけの素洗いをしてみましょう。

部分的に乾燥を感じる時は、その部分にだけ洗顔料の泡を乗せない方法もおすすめです。

2.クレンジングをペタペタとなじませてメイクを浮かす

このペタペタが重要です。クルクルマッサージをしたり、なでる動作は皮膚の微妙なめくれが生じやすく、そこから乾燥してしまうからです。

メイク品に含まれている顔料を浮かせるイメージで優しくなじませてくださいね。

3.洗顔料を良く泡立てて、泡の空気を抜いてから洗う

泡がすぐにしぼんでしまう状態で洗っていると、どうしても皮膚を手でさする、擦る動作になってしまい刺激になります。

また、洗顔している間、泡が消えてしまわないのが、皮膚表面の汚れをくるみこむ上で大切なことです。

できあがった泡の表面を手で優しくなでて、泡の余分な空気が抜いてゆきましょう。きめの細かいなめらかな泡ができます。

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4.すすぎの回数は8~10回以内にする

すすぎの回数が多ければ多いほど、すすぎの水と一緒に肌の潤い成分まで流れてしまうからです。

お顔に泡が残ってしまって、8~10回ではすすぎ切れないときは、先に顔に乗っている泡を取り除いて、手についた泡も流してからお顔をすすぎましょう。

そうすると、簡単に8回以内でキレイにすすぎきれますよ。

5.アミノ酸やNMF成分を補う

肌の潤いを維持するために、NMF・アミノ酸配合の美容液を、小じわ部分や乾燥しやすい箇所に補いましょう。

6.保水重視のスキンケアを行う

部分的なケアができましたら、ローションで保水をしっかり行います。
両手のひらに化粧水を広げたら、顔を包み込むように優し~く押さえづけします。これを何回か繰り返してくださいね。

そして、秋のスキンケアでは、夏に行っていた回数プラス2回を目安に増やしてみてください。

その際はパッティングはしない、手を顔の上で横滑りさせないなど気を付けましょう。手のひらの体温で化粧水が浸透していくのをイメージしながら、じっくり水分を与えてください。

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7.細胞を活性化させる

細胞賦活作用のあるクリームで保湿をすることで、夏のダメージから早くリカバリーしてくれます。

≪まとめ≫

肌のトラブルや肌質によっては、このステップをアレンジしたほうがいい場合もありますが、この基本ラインさえできれば夏のダメージが残って後々苦労するということは防げます。

どうぞ参考にお手入れチェックしてみてくださいね。

夏枯れ肌回復のポイントはインナードライケアです。
シンプルケアで肌の力を引き出してゆきましょう。

投稿者プロフィール

北林 利江
北林 利江
・シャレコ株式会社代表・スキンケアカウンセラー
・1997年よりスキンケアカウンセラー。
・2004年ウェブサイト「シャレコ美肌カレッジ」立ち上げ。
・同年ウェブでの無料肌相談を開始。
・同年シャレコスキンケア製品を発表。
・スキンケアカウンセラーとしてアドバイス実績10万人を超える。
・ミスユニバース ビューティーキャンプ講師。
・スキンケアメルマガ「シャレコレター♪」は20年間週一回発行。
・肌トラブル向け特に敏感肌、乾燥肌へのスキンケアアドバイスには好評を得ている。