無香料なのに、どうして匂いがするの?
「無香料=無臭」ではない!?
「無香料」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
「何の匂いもしない」と思う方が多いかもしれません。
しかし、シャレコスキンケアの製品には「無香料なのに、なんだか匂いがする」というお声をいただくことがあります。
実は、これには明確な理由があるのです。
無香料の真実
一般的な無香料化粧品の多くは、原料の匂いを消すために「マスキング成分」を使用しています。
マスキング成分とは、化粧品の成分特有の匂いや感触を隠すために加えられる成分のこと。
香料、シリコーン、ポリマー、アルコール類などが代表的です。
シャレコスキンケアでは、肌トラブルを抱える方に本当に優しいスキンケアを提供するために、あえてこのマスキング成分を使用していません。
そのため、原料そのものの匂いが感じられることがあります。
これこそが、私たちが考える「本当の無香料」なのです。
マスキング成分が肌に与える影響
マスキング成分には、肌に悪影響を及ぼす可能性のあるものも含まれています。具体的にどのようなリスクがあるのか、詳しく見ていきましょう。
① 刺激やアレルギー反応を引き起こす可能性
香料:特に合成香料は肌への刺激が強く、敏感肌の方に赤みやかゆみを引き起こすことがあります。
アルコール(エタノールなど):速乾性を高めるために配合されることが多いですが、皮脂を奪いすぎて乾燥や肌荒れを引き起こす原因になります。
② 毛穴詰まりや肌トラブルの原因に
シリコーン(シクロペンタシロキサンなど):なめらかな感触を与えるために使われますが、毛穴を塞ぎ、ニキビや吹き出物の原因になることも。
ポリマー(アクリル系、ナイロン系など):皮膚に膜を作り、しっとり感を演出しますが、長期的に使用すると肌の呼吸を妨げることがあります。
③ 肌のバリア機能を低下させる
マスキング成分によって一時的に肌がなめらかになったように感じても、長期間使用すると皮脂バランスやターンオーバーが乱れ、敏感肌や乾燥肌の原因になることがあります。
避けるべきマスキング成分
無香料と表示されていても、以下の成分が含まれている場合は、実際にはマスキングが行われている可能性があります。
合成香料(フレグランス、パフュームなど)
シリコーン類(シクロメチコンなど)
アルコール類(エタノール、イソプロパノールなど)
合成ポリマー(アクリレーツコポリマー、ポリソルベートなど)
肌が敏感な方は、これらの成分が含まれていないかチェックすることが大切です。
本当に肌に優しいスキンケアを選ぶには?
では、どうすれば本当に肌に優しい無香料化粧品を選べるのでしょうか?
成分表を確認する:無香料と書かれていても、マスキング成分が含まれていないかチェック。
シンプルな成分のものを選ぶ:化学的な成分が多く含まれているものより、必要最低限のシンプルな処方のものを選ぶ。
まとめ
「無香料=無臭」ではなく、「無香料=マスキング成分を使わない」と考えることが大切です。
シャレコスキンケアでは、肌トラブルに悩む方々に寄り添い、本当に肌に優しいスキンケアを追求しています。
「無香料だけど、原料の匂いがする」—それは、肌のことを第一に考えた証なのです。
あなたの肌を守るために、本当に必要なスキンケアを選んでくださいね。