韓国ドラマが好きな方なら、きっと一度は「なんて肌が綺麗なんだろう」と女優さんたちに憧れたことがあるのではないでしょうか。
実は私も韓国ドラマの大ファンで、美しい肌を持つ俳優さんたちにいつも目を奪われています。
そんな彼らが実践していると話題のスキンケアメソッドが「韓国式スキンケア」。
「韓国式スキンケア」と聞くと、美しい陶器のような肌をイメージする方も多いのではないでしょうか。
特に最近では、韓国式の10ステップスキンケアが注目されています。
SNSや美容雑誌で頻繁に取り上げられるこのスキンケアメソッドは、一般的に「K-Beauty 10 Step Routine(Kビューティー10ステップルーティン)」と呼ばれ肌への徹底的なこだわりが魅力。
一方で、あまりにも多いステップ数に「本当にすべて必要なの?」と疑問を抱く声も少なくありません。
この「K-Beauty 10 Step Routine(Kビューティー10ステップルーティン)」とは、以下の通りです。
オイルクレンジング
ウォータークレンジング
エクスフォリエイト(角質ケア)
化粧水
エッセンス
美容液
シートマスク
アイクリーム
保湿クリーム・ジェル
日焼け止めまたはナイトクリーム
これだけの工程を毎日こなすのは、なかなか大変そうですよね。それに肌が弱い方にとってはどうなのか?
そこで今回は、シャレコスキンケアの独自の視点で、韓国式スキンケアの魅力と注意点を詳しく分析していきます。
シンプルケア派の方にも役立つ情報をお届けします!
オイルクレンジング、実は肌荒れの原因に?
オイルクレンジングとウォータークレンジングを併用する韓国式。
その理論は、油を油でなじませて汚れを浮かし、その後ウォータークレンジングで乳化して落とすというもの。
しかし、シャレコの肌カウンセリングデータによると、この方法が肌に負担をかける場合もあります。
特に、敏感肌や乾燥肌の方には有効ですが、普通肌や脂性肌の方にはくすみやべたつきを引き起こしやすいという結果が出ています。
シャレコのおすすめは、クリームタイプのクレンジングです。オイルとウォーター両方の役割を果たし、シンプルに肌を整えます。
角質ケアは本当に必要?
角質ケアは肌質や状態に応じて慎重に行うべきです。
角質ケアを続けていくと肌がゴワゴワしてしまうタイプの方は、キメが細かく肌色は白っぽく日焼けして真っ赤になりやすいタイプの方は、ビニール肌のようになりやすいので、注意が必要です。
角質ケアをしなくても、保水性の高い化粧水を使えば自然な肌の生まれ変わりをサポートできます。過剰な角質ケアは控え、肌の声を聞きながらケアを進めましょう。
シートマスク、使い方次第で逆効果
シートマスクは肌に良いイメージがありますが、毎日の使用はかえって肌トラブルの元に。
同じ製品を長期間連続して使うことで、アレルギーや湿疹を引き起こす可能性があります。
週に1–2回を目安に、肌の調子に合わせて使用するのがおすすめです。
アイクリームの誤解
「若いうちからアイクリームを使えば安心」と思いがちですが、シャレコの研究では20代から使うことでかえってシワが深くなる可能性があることがわかっています。
目元は非常にデリケートな部位。クリームを塗る際の摩擦がシワの原因になることも。
目元の乾燥を防ぐには、保水を徹底することがポイント。刺激を避け、自然な代謝を保てる環境を整えましょう。
ナイトクリームは必要?
20代、30代のまだ自分の皮脂がきちんと出て潤える状況なのに与える必要はありません。
むしろ過剰な保湿が肌トラブルにつながることもあります。
若いうちからケアしないと老化が早い!という思考になりがちですが、シャレコでは、約40万人の肌カウンセリングをしてきているのでわかりますが、シンプルなケアをしている人の方が圧倒的に、周りの方も認知されるほど、肌がお綺麗な方ばかりです。
シャレコ式のシンプルケアとは
韓国式スキンケアと対照的に、シャレコでは6ステップのシンプルケアを提案しています。
クレンジング(クリームタイプ)
ウォッシング
エッセンス
ローション
クリーム
日焼け止め
これだけでも十分に美肌を保つことができます。実際、70代でもシンプルケアで輝く肌を持つ方々が多くいらっしゃいます。
美肌の秘訣はシンプルさにあり
スキンケアに時間や手間をかけすぎても、期待した効果が得られないことがあります。
その原因は、肌の状態に合わないケアを行っている可能性が高いからです。
韓国式10ステップケアは、肌への意識を高めるきっかけになります。ただし、ご自身の肌に合ったステップを選ぶことが大切です。
もし「頑張っているのに効果が出ない…」と感じたら、シャレコ式シンプルケアを試してみてください。肌が本来持つ力を引き出し、美しさを保つお手伝いをします。