乾燥する秋がくるかと思いきや、まだまだ汗ばむ日も。お肌のケアも戸惑ってしまいます。
でも、「最近、なんだか急に顔が老けた気がする…」と感じたことはありませんか?
この時期は、朝夕の湿度が低くなって肌が乾燥しやすくなったり、気温の変化で血流が悪くなったりと、肌にとっては少し厄介な季節なんです。
さらに、夏に浴びた紫外線のダメージが秋になって現れ始め、シミやくすみが目立ち出すことも。
こうした変化は、見た目にも影響して「老けたかも?」と思わせてしまうんですね。
その主な原因は「インナードライ」と「ターンオーバーの乱れ」。そこで今回は、この2つについて優しく解説し、ケア方法をご紹介します。
インナードライって何?
このスキンケアコラムでは頻繁に登場する「インナードライ」。具体的にはどんな状態かご存知ですか?
これは、肌の表面はベタついているのに、内側がカラカラに乾燥している状態を指します。肌の水分バランスが崩れ、外からの刺激に対して敏感になってしまうんです。
シャレコでは、特に毛穴周りの乾燥が進むことに注目していて、ここをケアすることがインナードライを改善するための大切なステップだと考えています。
インナードライを改善するための洗顔方法
①きめ細かい固めの泡で優しく洗顔
まず、Tゾーン(おでこや鼻の周り)に泡を置き、手で直接こすらず、泡を動かす感じで優しく洗います。Uゾーン(頬やあご)は泡を乗せたら、そのまますすぎに入ります。
②お湯の温度は24℃が理想的
冬場には少し冷たく感じるかもしれませんが、この温度が一番肌に優しく、皮脂を過剰に取りすぎない温度です。
③すすぎは8回以内で完了
すすぎ過ぎると、必要な油分まで流れてしまい、インナードライが悪化することもあります。適度にすすぎを行いましょう。
インナードライを防ぐ化粧水のつけ方
●コットンを使わず、手で直接つける
手でそっと肌に乗せる感じで化粧水をつけます。ハンドプレスは摩擦で肌を傷める可能性があるので、優しく肌にタッチするのがポイントです。コットンの使用やパッティングはNGです。
●つける順番も意識して
皮脂が出やすいTゾーンから化粧水をつけ、肌全体にしっかり保湿しましょう。インナードライを防ぐには、しっかりとした保湿が大切です。
ターンオーバーとは?
肌の生まれ変わりを指す「ターンオーバー」。
通常、約28日+実年齢分の日数かかると言われています。
例えば、30代半ばの方なら約63日でお肌が生まれ変わる計算です。ただし、インナードライの状態だとターンオーバーがさらに遅れてしまい、シミやくすみが長引くことに。
ターンオーバーを整えるポイント
①洗いすぎない
皮脂を過剰に落としすぎないよう、肌に優しい洗顔を心がけましょう。
②しっかり保水する
化粧水で肌の水分をしっかり閉じ込めることで、乾燥を防ぎ、ターンオーバーのサイクルを整えるサポートができます。
③代謝を促すクリームを取り入れる
細胞賦活作用成分が配合されたクリームを使って、肌の生まれ変わりをサポートしましょう。
秋は肌が敏感になる時期だからこそ、丁寧なスキンケアでお肌を守っていきましょう。
シャレコのベーシックスキンケアセットを使って、乾燥やターンオーバーの乱れからお肌を守り、健やかな素肌を目指してみてくださいね。