シャレコでも大人気のビタミンC誘導体のV20Cセラム。
ビタミンCは、お肌の美白有効成分として古くから化粧品に活用されてきました。
しかし、ビタミンCは非常に強い抗酸化力から自身もすぐに酸化してしまう特徴があります。
ビタミンCが美白成分として使用するにはビタミンC自体の酸化をどう防ぐかが大きな課題でした。
化粧品業界では、これらの課題を解決する方法として様々な技術的な工夫がなされてきました。
それには、大きく分けてふたつの方法があります。
【1】ビタミンCを酸化させずに製剤化・皮膚内導入する方法
酸化という化学反応は必ず「水」と「酸素」の存在下で起こるため、化粧品としての製剤化の際に水分を一切含まない処方とする事で、酸化を防ぐ方法が取られてきました。
そのもっとも最たる例は、誰もが知っている人気ビタミンC誘導体のメーカーであり、水以外の「エトキシジグリコール」といった溶媒に溶かして高濃度とする事で酸化されない処方設計として市場に出してきました。
しかしながら、生のビタミンCそのものが皮膚内に浸透しケラチノサイトにまで届くかどうかは、業界技術者間では、懐疑的な意見も散見されています。
【2】ビタミンCを誘導体化
この化学的な手法は、数十年もの美容業界の歴史の中で様々な成分として開発され、以下のようなものがあります。
ただし、この手法は、皮膚内に浸透した時に元のビタミンCに戻されるかどうかが大きな課題とされ、この部分に各社の技術が存在しています。
ビタミンC誘導体の種類
①リン酸マグネシウム・リン酸ナトリウム誘導体
アスコルビン酸にリン酸マグネシウムやリン酸ナトリスムを合体した誘導体で、皮膚内に浸透した際には皮膚細胞が持つ酵素「フォスファターゼ」によって分解され、元のビタミンCに戻るとされています。
②グルコシド誘導体
アスコルビン酸に糖体であるグルコシドをくっつけた成分。
ある有名ブランドの化粧品会社が開発した誘導体で、その昔に美白ラインの有効成分としてとしてラインアップされた成分です。
しかしながら、その後の調査で、グルコシドの部分を切る役目を担う酵素「グルコシターゼ」は人間の皮膚内には存在しない事が判明し、皮膚内に導入されても分解しないと物議をかもしています。
(実験ではラットを使用し、ネズミやウサギにはグルコシターゼが存在したので成果が出た模様)
③テトラヘキシルデカン誘導体
油溶性ビタミンCとして一般的に呼ばれており、水に溶けない油溶性である事から、油性製剤として酸化を防ぐ事ができます。油性である事から皮膚内浸透は高いとされており、なおかつ皮膚内に導入されてからは「エステラーゼ」という酵素によって分解されるとされている。
しかし、エステラーゼによる分解は非常に遅延であると言われており、皮膚から排出される速度と分解速度には懐疑的な意見も散見される事、そして使用感的にベタつきが多い油剤である事から、使用のシーンは少ない。
④パルミチルリン酸ナトリウム誘導体
油であるパルミチン酸にリン酸、そして水に溶けるようにナトリウムをくっつけた誘導体で、浸透性が他の誘導体に比べて100倍高いとの謳い文句で開発された成分。
非常に高価な成分で、市場商品に使われる機会は非常に少なく、製剤中でのでの酸化安定性もあまり良くないとされています。
⑤エチル誘導体
グルコシド誘導体に問題があるとの一般的見解からさらに開発したビタミンC誘導体で、エチル基をくっつけたビタミンC。
安定性・製剤化・浸透性ともに非常に優秀であり、美白シリーズに展開された成分。
シンプルな化学構造であるがゆえに、皮膚内に浸透してからは比較的容易に「エステラーゼ」酵素によって分解され、効果を発揮するとされています。ただ、直近では一部にアレルギー的な一次刺激が取沙汰されており、特に高濃度ではトラブル例がみられている。
⑥グリセリン誘導体
現状では最新のビタミンC誘導体で、保湿成分として非常に一般的なグリセリンをくっつけたビタミンC誘導体。製剤中での安定性、安全性に富んでいるとされています。
ビタミンC誘導体もいろいろな進化を遂げていますね。
シャレコV20Cセラムは、最新のビタミンC誘導体「グリセリン誘導体」を基盤に他のビタミンC誘導体には見られないオートファジー活性化効果や抗糖化効果で、ブライトニング効果や抗シワ効果を発揮します。
メラニンを抑える美白効果はもちろんのこと、しっとりモチ肌で、エイジング対策できる夢のセラムとなっております。
ぜひ、シミや小じわにお悩みの方は、ケアにプラスしてみてください。
シャレコV20Cセラムは、不定期で数量限定で販売しておりますのでもしも完売中の際はご了承ください。シャレコV20Cセラムの発売告知は公式LINEでお知らせいたします。