ニキビ、シミなど肌トラブルに悩む女性は、スキンケアの見直しは気にかけますが、まさか使っているメイク品が原因でトラブルが継続しているとは思っていないことが多いのが現況です。
スキンケア相談を受けていて、ベースのスキンケアはすごく良く出来ているのになぜか肌がよくならない!とお悩みの方にはメイク品の見直しをオススメします。
すると数ヶ月後には着実な成果が見られるのです。
1.肌トラブルが治りにくいメイク品
【クッションファンデーション】
最近では、クッションファンデーションというとても付きと伸びがよく、手も汚さずにつけられるクリームファンデーションがあります。
クッションにクリーム状のファンデーションを浸らせてあるので、持ち運びも便利でつけやすいという点ではアイデア商品です。
ニキビやニキビ跡もキレイに隠すことができるのですが、水分が多めだと腐りやすくなるため、ベースが油性成分でできています。
ニキビは油分で覆われてしまうことで、不要な皮脂や中から出たい物質がでなくなり、余計こもって炎症が続いてしまいます。
また、クッションファンデーションのパフは化学繊維でできていて摩擦をお越しやすく、シミが出ている人は摩擦によるシミもできやすくなってしまいます。
【スティックタイプのコンシーラ-】
ニキビやシミ、どうしてもカバーしたい。それは女性としては当たり前のことですね。
しかしながら、スティックタイプのコンシーラーは油の塊のようなものですので、密着がいい半面、相性の悪いクレンジングを使っていると、皮膚にずっと残り続けて、ニキビやシミの回復を遅らせてしまうばかりではなく、シミの場合には余計濃くしてしまう可能性もあるのです。
2.肌トラブルになりにくいおすすめメイク品
【ルースタイプのパウダー】
日焼け止め下地(油分が入らないUVカット剤)をつけてからパウダーをつけます。
日焼け止めもパウダーも油分がまったく入っていないため、ニキビの原因となるチリ、ホコリ、雑菌などをよせつけにくくなります。油と水だと油の方にはホコリが集まりますよね。
油を肌につけておかないことで、ニキビを悪化させる要因を除去できるのです。また、油分を肌につけていないので、肌表面も軽くサラサラでいられます。
【水性ファンデーション】
ルースパウダーだけだとメイクしていないみたい!
メイクしたような感じには見せたいという場合には、水性ファンデーションを使います。水性ファンデーションも美容液成分だけで作られていて、油は入っていないためニキビやシミのトラブルになりにくいメイク品です。
水性ファンデーションと言っていながら微量の油分を入れて密着をよくしているものも出ているので、安心して使えるものばかりではないですが、クリームやリキッドファンデーションに比べれば、肌への負担は軽くニキビ、シミになりにくファンデーションではあります。
つけた感じがナチュラルですっぴん風メイクとここ数年は人気のメイク品です。
【プレストパウダー】
サラサラの粉状のパウダーに微量の油分や美容成分を加え、プレス技術によって固められたファンデーション木綿のパフで優しく置くようにつけるので、刺激も少なくパウダーよりはメイクした感じは出やすくなります。
化繊のパフでつけると刺激になり、ニキビやシミにつながるのでパフ選びも重要です。
ニキビやシミなど肌トラブルをよくする方法はスキンケアだけでなくメイク品でもできるということですが、
しっかりカバーするメイクに慣れていた方には、上記のメイク品を使うことには大変抵抗があるかと思います。
このハードルを超えてみて、まずは肌をキレイに戻していく。そして、安定したらいつものメイクに戻す。
でもいいと思います。一日も早くニキビ、シミがキレイになりますように。