ナノ化粧品の安全性
先日、毎日新聞の記事で日本化粧品工業連合会(粧工連)がナノ化粧品の安全性を検証していくことを決めたとありました。
ナノテク化粧品は透明感の高いファンデーションや紫外線予防効果の高い日焼け止めができるなど期待を寄せられるものではあるのですが、米国では先日の発がん性の話しやラットでの実験で神経を経由して脳に入りこんだなどの報告を受けての安全性を疑問視することからこのような方向性になったようです。
これまで、化粧品の刺激性や毒性テストなどの安全確認などを行っているが、ナノ粒子が皮膚を透過するかどうかまでは調べていないのが現状とのこと。
シャレコで取り入れない理由
以前私もナノテクの特殊な機械で作った化粧水を試験したことがありますが、使い心地としてはやはり化粧水の浸透が早いな!と単純に思いました。
普通だったら、1.2分かけてつける量がすっと入っていく感じがするのです。
でも、その時同時に思ったことは、皮膚には異物を肌の奥に浸透させないためにバリア機能が存在するワケで、本当に肌の奥まで浸透しても大丈夫なの?と不安になったため、私はあえてナノテク分子は取り入れませんでした。
それ以外にも…
もう一つ心配なのは、流行のものは歴史が浅いので、どんなトラブルが起きるかわからないということでした。
歴史は繰り返されます。過去にたくさん化粧品によるトラブルで多くの女性が涙を流してきました。
だから古くからあるもので安心できるものを選ぶこと大切なんじゃないかと・・・。
これからナノテクの安全性の報告が出てきますが、もし不安に思うものを使っている場合は、できるだけ使用を控えておくほうが安心ですよね。