化粧水には主に“しっとり”と“さっぱり”、スッとする“収れん”の3つのタイプがあります。
そして、「乾燥肌の場合、しっとりタイプを使うと良い!」という定説があるようで、乾燥肌の方の9割近くがしっとり化粧水を使っています。
でも「しっとり化粧水を使っていると、どういうわけか乾燥が進んでしまう」のです。
どうして「しっとり化粧水」を使ってしまうのか
しっとりタイプの化粧品でスキンケアを続けているうちに、保湿アイテムがどんどん増え続け、中には「9つの保湿アイテムを、洗顔後につけている」というケースもありました。
この方は、肌のお手入れに毎日1時間以上をかけているとのことです。
その保湿アイテムがどんどん増えていってしまう、本当の原因は何なのでしょう?
どうも、それは“しっとり化粧水”らしいということが、毎日の肌相談でのヒアリングの中からつかめました。
しっとり化粧水をつけると、表面がすぐに潤った感じになるので、インナードライ(※注)が進んでいることに、なかなか気がつかないのです。
その結果、しっとり化粧水を使っている方のほうが、時間が経つとすぐに乾燥したり、つっぱったりする…という訳です。
保湿ではなく保水で肌の改善を
シャレコは、「しっとり化粧水で保湿をしている方に、肌トラブルが多い」ことに着目し、「保湿よりも、保水が大切です!」と、お伝えしています。
しっとりタイプの化粧水だと、表面上の潤いは、すぐに感覚的に分かりますよね。
実際は水分が十分に行き渡らないうちに「しっとりしているから大丈夫」とつけるのをやめてしまう。これが“慢性水分不足肌”の原因なのです。
「私は、乾燥しやすいから…」と、しっとりタイプの化粧品で長年保湿されてきた方には、皮膚の表面が固くなってしまい、水分を顔ではじいてしまうことも、よく起こります。
保湿の前に、肌の内部への保水をしっかり行うことで、「肌の慢性の乾燥」や「皮ムケ・めくれ」が改善します。やがて、毛穴トラブルも減り、お肌の“ハリ”や“弾力”に違いが出るんですよ!
保水は、サッパリ化粧水を何回もつけること
「化粧水はいつも1~2回、パっとつけておしまい」という方が、多くいらっしゃるようです。
「どのメーカーの化粧水か」にはこだわっても、「化粧水のつけ方」には、あまりこだわらない方も多いのではないでしょうか。
中には「肌表面がはじいてしまって、化粧水が入っていかない」という方もいます。
シャレコは「化粧水をつける回数を、もっと増やしてください!」とアドバイスしています。
年齢よりも肌の老化が進んでいるのかも…という方は、微アルカリ性の洗顔料で“落としすぎず”洗顔し、化粧水が入りやすい環境を整えましょう。
そして“少量ずつ”を“直接手のひらで”、さらに“何回も優しくつけていく(オイリー・普通肌で5~7回、乾燥・混合肌で7~9回が目安です)”ことを心がけると、※インナードライが改善し、肌がうるおいを取り戻してくるはずです。
乾燥が原因のシミにも、良い変化があったりもしますよ!
インナードライとは
「肌の内側の水分が不足し、乾燥している状態」のこと。
水分をそれ以上蒸発させないよう、皮脂の分泌がさかんになるため、オイリー肌のように思われがちです。
そのため、過剰に洗顔したり、保水を怠ってしまう方も多く、肌内部の乾燥をさらに悪化させてしまいがち。
肌トラブルの根本の原因であることも多く、正しいケアをしないと肌の老化につながってしまいます。
乾燥肌、インナードライでお困りの方、シャレコの無料肌相談までご連絡ください。
シャレコスキンケアでは、無料の肌相談を実施しています。AIチャットではなくスキンケアカウンセラーがお肌の状態を伺いながら適切なアドバイスをお伝えいたします。
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